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日本語をたのしむ

2016 - 04 - 05

「ことばのチカラ」で経営を変える方法 #その2

「ことばのチカラ」で経営を変えていく方法。
今回は、「他人の」ことばのチカラを使った方法をご紹介します。

あなたの想いは
どれだけのひとに
どのくらい伝わっていますか?

 

アイ・プラットでは
「ことばのチカラ」で経営を変えるコンサルをしています。

 

 

「ことばのチカラ」で経営を変える??

 

あなたが経営者だと仮定して、
「ことばのチカラ」で経営を変える2つ目の方法について
お話していきます。

 

(※1つ目の方法についてはコチラをどうぞ)

 

 


 

 

この方法のポイントは2つあります。

 

1.「誰が」言葉にするのかということ

2.「どんな」言葉で伝えるのかということ

 

誰がどんな言葉を発するかによって
受け取り側の意識は変わっていきます。

 

ご自分に置き換えてイメージしてみてください。

 


 

 

どんなに会社の利益を出したとしても、
社長は一年間の給与を上げることができないことを
どれだけの従業員が知っているでしょうか。

 

どんなに業績を伸ばしても、
社長には基本的に賞与がないことを
どれだけの従業員が知っているでしょうか。

 

 

 

社長は常に、会社のことが頭から離れません。
休日であっても、です。
精神的な心労を考慮すると、
365日46時中働いています。

 

しかも、資金繰りに余裕がない時は、
自分が給与をもらえなくても
従業員を優先に考えるものです。
それが「社長」というものなのです。

 

 

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そういうツラい時期を乗り越えて
ようやくある程度の自分の給与を
確保できるようになったとします。
今までの苦労があったから、
少し多めにもらいたいのが人間の心情です。
しかしながら、そうすると
「自分ばかりたくさん給与を取って・・・」と
陰口を叩く従業員も出てきます。

 


 

 

 

いったい、誰が悪いのでしょう?

 

 

答えは明確ですよね。
もちろん、誰も悪くない。

でも、このように思われている社長と従業員の関係のままでは、
決して良いパフォーマンスが生まれるとは思えません。

 

 

では、どうしたら良いのでしょう?

 

ここで、「ことばのチカラ」が必要となってきます。

社長が自ら、自分の苦労を語り、
今までまともな給与を取れなかったことをさらけ出し、
だから少し多めに給与をもらいたい・・・
と従業員に率直に話せば、
理解が得られるのでしょうか?

 

確かに、その方法もあるかもしれません。
ただ、私としてはオススメしません。
なぜなら、「社長」という立場がありますから。

 

自ら話して、素直に理解してもらえたら良いですが、
従業員にとっては「言い訳」と捉えられかねません。
そうなると悪循環です。

 

社長自身が伝えると、「言い訳」となり
他の役員が伝えると、「社長のご機嫌取り」と思われてしまいます。

 


 

 

では、「誰」が適任でしょうか?

 

それは、客観的な第三者です。

内部事情を把握しており、かつ、従業員が納得できる説明ができる人です。

 

それが、私たちの経営サポートのやり方です。

 

社長の見えないところでの働きぶり。
会社への想い。
従業員は当たり前にもらっているかもしれない賞与が
実は社長にはないこと。
でも、感謝の想いを還元したいからこそ、
何とかしてでも賞与を渡したかったこと。

 

そういう「言葉」を、「私たち」が伝えています。

 

 

「誰が」「どんな」言葉を発するかによって
受け取り側の意識は変わってきます。

 

 

これは、ほんの一例に過ぎませんが、
客観的な第三者の視点で伝えた方が
相手に伝わりやすいことは往々にしてあります。

 

 

あなたの言葉ではなく、
第三者の「ことばのチカラ」
有効である場合の事例です。

 

第三者の「ことばのチカラ」を上手に使うことで
今までの経営が変わっていきます。

 

アイ・プラットが
「ことばのチカラ」で経営を変えるという
その2つ目の方法をご紹介しました。

 

 

あなたの想いは、伝わっていますか?

あなたに代わって、伝えてくれる人はいますか?