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2016 - 04 - 19

被災時に”オンナ”である必要はない!

災害時の精神状態は通常ではありません。
少しでも心の負担が軽減されますように。

 

引き続き、地震に関するニュースが
報道されています。

 

私は東日本大震災の当時、
栃木県の宇都宮市におりました。
被災中心部とは少し離れていたため、
直接的な被害はありませんでしたが
知り合いもほとんどおらず、
夜に一人で部屋にいると
なんとも言えない精神状態になっていたことを
思い出します。

 

 


 

 

女性のみなさん。

 

今回のような緊急時には、
どうぞ”オンナ”を捨ててください。

”オンナ”であるような格好は避けてください。
服の色使いも。

今後、災害時の寝袋等を購入される時も

わざわざ”オンナ”であることを明示するような

色や形のものは避けてください。

 

 

特に、性的被害に関しては
人に言うことができずに
自分の中に抱え込んでしまいます。

そこに年齢は関係ありません。

 

 

 

 

災害時は、多くの人が通常の精神状態ではありません。

 

 

 

 

今も、非常事態に便乗して

窃盗や詐欺や…

いろんな犯罪のニュースを目にします。

 

 

 

夜はもちろん、日中でも
なるべく一人で行動しないでください。

 

トイレもできるだけ、一人で行かないでほしいです。
誰かと一緒に行って、入口で待ってもらってください。

 

 

 

ただでさえ、精神的ショックを受けて
心は疲れ果てているのに・・・
「女性」であるがために
心の負担が増すことがありませんよう。

 

 


 

 

以下、私が本地震及び余震の中で
やってきたセルフケアの方法です。

 

参考になりそうなことがあれば
ぜひ実践されてみてください。

 

 

 

◆ため息をたくさん吐く

ため息は悪いことではありません。
腹式呼吸と同じなので
副交感神経が優位になり、
リラックス効果があります。

 

◆できれば常に誰かと一緒にいる

私は一人の時間が多かったのですが、
可能であれば家族や友人や
周りに人がいる環境が好ましいです。
別に会話をしていなくてもいいんです。
その「空間」が無意識に落ち着かせてくれます。

 

◆「怒り」の感情への対処

精神のバランスが崩れやすくなります。
「怒り」の感情がこみ上げてきたら、
誰もいないところで大声を出したり、
紙をビリビリに破ったり、丸めたり、
クッションや枕を

思いっきり殴ったりしてみてください。

 

◆「不安」の感情への対処

クッションや枕を

ギューッと抱きしめてみてください。
同時に涙が出てくることがありますが、
それも我慢せずに、

なすがままにして良いと思います。
水を1杯飲んでみてください。
アメで唾液を出してみるのも良いです。
腹式呼吸でも落ち着くことができます。

 

◆情報をシャットダウンする

テレビのニュースやSNSを見ていると
不安や心配が掻き立てられて
自分では自分の感情を
どうにもコントロールできなくなったりします。
そんな時は、外部からの情報を
シャットダウンしてみてください。
外部情報をしばらく遮断しても
問題はないはずです。
面白いテレビ番組を見る方が
むしろ効果的です。

 

 


 

 

 

もしかすると、
「今」はみなさん精神的に気が張っていて
必要ないかもしれません。

 

 

精神的ストレスが原因と言われる女性の方が
トイレで亡くなっていた報道も目にしました。

 

自分でも気づかないところで
自分でも気づかないだけの
見えないストレスが蓄積されていますので・・・

 

どうぞ少しでも心の負担が軽減されますように。